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渓流でのラインのたぐり方(ライン・リトリーブ)

以前の記事を再編集しました。

いろんな方と渓流を釣る機会がありますが、ラインを的確にたぐって(リトリーブ)いる方は少ないような気がします。

いちばん多いのは「たれ流し」。少しぐらいなら影響は少ないですが、多くなるとトラブルの元です。

次に多いのが「たぐらない」。近距離を釣っている場合がほとんどなので、問題がないように思えますが、こうやっている方の多くがロッドを高く上げてきますね?できればロッドは水平近くに構えて欲しいです。合わせが上手くいきますので。ロッドを水平に構えると近距離でもラインが少したるんできます。そのぶんをリトリーブするようにします。

また、たるんでくるラインの量より、たぐるラインの量が少ない方も多く見受けます。早い流れで比較的遠くへキャストした場合によく見られます。合わせが上手くできなかったり、トラブルの元になります。

渓流で行うライン・リトリーブ
①・・・手にワッカにして持つ(5、60センチの輪)、もっと小さいワッカにする時もある。
②・・・パーム・リトリーブ(手のひらにたぐったラインを持つ)
③・・・フィギュア8(エイト)
などでしょう。

基本の考え方は「ラインがたるまないようにたぐる」。遠いポイントにキャストした時も、早い流れでも、遅い流れでも、ラインのたるんでくる状態に合わせた的確なリトリーブを行う。

ここで一つ気をつけてほしいのが「リーダーやティペットのたるみは残しておく」ということです。これらのたるみをとってしまうとドラグの原因となってしまいます。たるみをとるのは、あくまでもラインだけということを覚えてほしいです。

もう一つ。ラインがどんどんたるんできてるのに、フィギュア8などで細かくリトリーブしている方が以外と多いということです。ゆるい流れで適正にフィギュア8をやれば問題ありません。しかし、早い流れではたるんでくるラインに追いつけません。

①の手にワッカにして持つ方法・・・基本として「50~60センチをワン・スパン」としてたぐる。胸か腰の前の手の位置から下に降ろして、足の横にもっていきます。これを1回のリトリーブとします。これを2回行ったら次にラインをつかみます。一つのワッカができています。ワッカの大きさは約5、60センチの大きさで水面につくかつかないかの長さです。よっぽどロング・キャストをしない限りワッカの数は2~3個くらいでしょう。流す距離が多くなければワッカの数は増えません。

この「50~60センチ」をワン・スパンとしてたぐるのですが、流れが遅ければ「ゆっくり」たぐり、速ければ「早く」たぐればいいでしょう。「2回たぐったら手に持つ」ということを無意識にできるまで練習します。意識しないとマスターできませんので「意識」して練習しましょう。

いくつかの指に順番にワッカを掛けていく方法がありますが、渓流ではあまり必要がありません。長いラインをたぐることがないからです。「いくつかのワッカを手に持つ」だけでOKです。

手にワッカにして持つ方法ですが、小さなワッカにして持つこともあります。近い距離や、ゆるい流れなどの場合です。臨機応変に考えて行いましょう。

②と③については・・・どちらでも構わないでしょう。たぐる量がそんなに変わらないと思いますので。厳密に言えばフィギュア8のほうが少し量が多いと思えますが。僕はどちらもやりますが、そんなに多くはありません。①の方法でほとんどをこなしてしまいます。

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tag : フライ・スクール ライン・リトリーブ

1投目の大切さ

以前の記事を再編集しました。

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「岩にぶつかる流れを狙っています。流れの泡付近にフライを落とし、岩をなめるように流します。」

1投目にマスがいるであろうスジに静かにフライを落として、「虫」のように流れれば・・・マスの多くは疑わずにフライを食べるはずです。

この一文にいくつかの要点が入っています。
①1投目
②マスのいるスジ
③静かに落とす
④虫のように流す

1投目をミスすると②や③、④にも悪影響を与えますが、ほかにも悪影響をおよぼすことがあります。
●マスの向こう側へリーダーやラインが落ちると、その影や音でマスが驚く。
●間違えて落としたので、あわててピック・アップすると、その音でマスが驚く。
●間違えて落として、マスの上でドラグが掛かると、出てもフッキングしにくいし、最悪の場合、2度と出てくれない。
●フライが正面から流れてくれば良いが、ズレていたり、マスの後ろ側にフライが落ちると、あわてて反応したり、出なくなったりする。

マスを驚かさず、目の前に、フライを「エサだっ」と思わせるように流すことが大切なのですね。






tag : フライ・フィッシング・スクール

ラインのピックアップ

以前の記事を再編集しました。

ラインのピックアップも気をつける必要があります。マスを驚かす、フライに水分が付いてしまう、水中の岩などに引っ掛かる、バック・キャストが上手くいかないなどが起こります。

まず、ロール・キャスト・ピックアップを使いましょう。
他にも「スパイラル・ピックアップ」、「スナップTからシングル・スぺイ」などがあります。

何処でピックアップするかも大事です。ポイントの近くは避けたいですね。逆に離れ過ぎてもラインやフライなどが水に揉まれちゃいます。

キャストに失敗してもすぐにピックアップしないでポイントから離れるまで待ちます。失敗した場所がマスに影響なければすぐに投げ直しても良いでしょう。

「ズボッ」とピックアップするのは避けましょう。マスがビックリします。また、フライに水分が付きやすくなります。

フライがすぐ沈んでしまうと悩んでいる方はこういったことも原因の一つでしょう。

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tag : 渓流 フライ・キャスティング ピックアップ

渓流フライのティペット

以前の記事を再編集しました。

僕が普段通っている二つの渓流で使うティペットは4Xと5Xです。大物の可能性が高い川は4~5X、もう一方は5Xです。
6Xを使うことはほとんどありません。
大物のいる川は幅も広いですし、流速も早いところもあります。太いほうがキャストしやすいし、大物が掛かった場合、早く取り込めます。マスにダメージを与えにくいです。大きなフライ(10番ほど)を使うのも理由です。
もう一方はアベレージが22~3センチほど。時に大きいのが出ます。広く緩いプールもあります。

よっぽどのことがない限りティペットを細くすることはありません。ライズがあって小さい虫が集中する、緩いプールでライズがあって陽が当たっている、釣り激戦区の川で釣りをする、場合などは変えることもあります。ハネアリなどが集中流下する場合があります。その場合はフライ・サイズに合わせてティペットを細くします。

良く、「ティペットを見切られる」といいますね?一昨日もNHKの釣り番組(東北でフライ)で言ってました。時と場合、場所によってはあり得ます。しかし、通常の渓流ではあまり神経質になる必要はないと思います。理由は・・・●水面が波立っていることが多い●普段からプレッシャーが低い●マスは普段食い気が高く、水面もやる気高く見ている。

大切なのは「フライから落とす」ことです。1投目に正確に落とす。理想は「フライ」を先に見せることですが、ドラグを掛けないことです。
ティペットが細く長いと、落とす場所の精度が下がる恐れがあります。また、風の影響も受けやすくなります。
自分が投げられるシステムを追究したいですね。

僕の場合はティペットの太さよりも、正確さ、ドラグの回避、1投目の集中などを心掛けています。

tag : フライ・フィッシング・スクール 渓流フライ・スクール

1投目が大事!

以前の記事を再編集しました。

長い経験の中で、またスクールをやらせてもらう中で実感するのが「1投目が重要!」ということです。

1投目にきちんとポイントに入れば釣れる可能性はすごく高くなります。

では1投目に入らなかった場合のデメリットは何でしょうか。言い換えれば1投目だと何故釣れるのでしょうか。

①・・・何回も打っているとマスがビビッてしまう。警戒してしまうんですね。例えばポイントの向こう側へ間違って落とした場合、あわててピック・アップ(フライを水面から上げること)するとマスの上で音がしたり、水面が乱されます。ピック・アップしなくてもマスの上にラインが落ちるので悪影響があります。また、何回もフォルス・キャストをしているとマスが警戒してしまいます。

②・・・落とし方や落とす場所が間違っているとドラグが掛かってしまい、マスに警戒心を与えます。運よく食ってきたとしてもフッキングが上手くいかない場合が多くなります。2度と出ない場合が多いです。

③・・・1投目にきちっと決まればマスは「エサだっ」と思い、なんら疑わずに食ってくるはずです。余談ですが「フライの重要性は1番ではない」という根拠がここにあります。

④・・・マスの向こう側や近くに間違って落ちたり、ドラグが掛かったり、音がしたり、シブキが起きたりするのは避けなければなりません。

⑤・・・マスがいる可能性が高い場所を覚えなければなりません。ポイントがどこかを覚えるわけです。そうしなければ1投目にどこへ投げるかの根拠が低くなります。

⑥・・・1投目を投げる時に言葉は悪いですが「無造作」にやっている方がいます。きちっとループを作らずに投げたり、距離や角度などを充分に考えなかったりなど。どうしても正確度が落ちますね。一つ一つのポイントを丁寧に狙っていくことが重要ですね。

スクールなどで「あそこへ投げて」と指示を出した場合、1投目で入る方は多くありません。逆に1投目できちっと決まるとマスが出てくれる場合が増えます。スクールが終わったあとや、途中で「キャスティングが大事ですね」と感想を頂く場合がほとんどなのですが、何が大事かということをわかってもらったことになります。
スクールをやらせてもらってて「嬉しい」と感じる瞬間でもあります。

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tag : フライ・スクール プレゼンテーション

プロフィール

YUKI携帯09034596804

Author:YUKI携帯09034596804
柚木光宣。(ゆきみつのり)三重県、いなべ市在住。フライ歴42年 主に中部地区の渓流に通う。
大安トラウトレイクに14年間勤務。他の趣味はブル-グラス(アメリカのアコ-スティック・カントリ- サードタイムアウト、ドック・ワトソン、など)、ゴスペル、ジャクソン・ブラウン、イーグルス、NFL、山の幸、山歩き。

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