フォルス・キャストに気をつける

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①フォルス・キャストの回数をなるべく減らす。
②ポイント方向へ向けてフォルス・キャストしない。ほんの少し角度をずらす。
③ポイントの上で何度もフォルス・キャストをしない。
④太陽の角度を気にする。

①・・・フォワード・キャスト、バック・キャストでラインを出すことを心掛けます。そうすれば回数が減ります。回数が多いとループが乱れたり、マスを驚かしたり、疲れたりします。かと言ってフォルス・キャストがゼロというのは良くありません。ちゃんとループを作ってきちっとキャストしましょう。
②・・・マスに気づかれたりする危険性があります。マスに気づかれない角度方向へ少しずらしてキャストします。手前側でフォルス・キャストをして、最後のシュートでラインを伸ばして落とすことを心掛けても良いでしょう。
③・・・すでにフライがポイントに届いているのに、何回もその上でフォルス・キャストをするとマスが驚きます。②のようにシュートでポイントへキャストすることを心掛けます。
④・・・細かいことですが、ラインの影がマスを驚かすことがあります。

他にも・・・「ラインの音」、「ラインに付いた水滴が落ちる」などに気をつけることも大切ですね。



tag : フライ・フィッシング・スクール フライ・キャスティング

1投目の大切さ

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「岩にぶつかる流れを狙っています。流れの泡付近にフライを落とし、岩をなめるように流します。」

1投目にマスのいるスジに静かにフライを落として、「虫」のように流れれば・・・マスは疑わずにフライを食べるはずです。

この一文にいくつかの要点が入っています。
①1投目
②マスのいるスジ
③静かに落とす
④虫のように流す

1投目をミスすると②や③、④にも悪影響を与えますが、ほかにも悪影響をおよぼすことがあります。
●マスの向こう側へリーダーやラインが落ちると、その影や音でマスが驚く。
●間違えて落としたので、あわててピック・アップすると、その音でマスが驚く。
●間違えて落として、マスの上でドラグが掛かると、出てもフッキングしにくいし、最悪の場合、2度と出てくれない。
●フライが正面から流れてくれば良いが、ズレていたり、マスの後ろ側にフライが落ちると、あわてて反応したり、出なくなったりする。

マスを驚かさず、目の前に、フライを「エサだっ」と思わせるように流すことが大切なのですね。






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フライから落とす

ドラグを防ごうとするあまり、フワーッとキャストする方があります。これだと先にラインやリーダーが水面に落ちてしまい、フライが落ちた頃にはラインなどが流れに持っていかれ逆にドラグが掛かってしまいます。もう一つの欠点はフライの落ちる場所の精度が下がります。

基本はフライから落とす。
フライが先に落ちればドラグが掛かるのを高確率で防ぐことができます。また、狙った場所にフライが落ちやすくなります。

流れを読んで、ポイントを読んで、どこへフライを落とし、どこまでフライを流すかを考えます。必ずしも長く流す必要はありません。
長く流そうとするとドラグも掛かるし、ラインもたるむし、いくつかのマイナスが出ます。
ポイントを絞って狙っていくのがいいでしょう。

狙ったところへフライから落とすのはキャスティングが一番重要です。リーダーやティペットの長さを工夫するのも大切です。

ドラグを防ぐ方法としてカーブやスラック・キャストも大切です。リーダーやティペットを曲げると、フライが若干後から落ちる場合があります。しかし、狙った通りにカーブなどが掛かっていれば、多少遅くフライが落ちてもそんなに問題はありません。
プレゼンテーションでループを横にするとフライが後から落ちるのを防ぐことができます。

リーダーなどを曲げるとフライの落ちる場所の精度が下がる危険性があります。ここにも注意してキャスティングを行います。

tag : フライ・フィッシング・スクール ドラグを防ぐ

ラインのたぐりかた

今までも何度か書いてきましたが、渓流でのラインのたぐりかたをあらためて・・・

ラインを出して釣りをしている時、適切にたぐらないと合わせが効かなかったり、トラブルの原因となったりします。たぐり過ぎるとフライにドラグが掛かったりします。

ラインが流れて来るにしたがって、ロッドを上に上げてくる方法もありますが、これにも気をつける必要があります。ロッドを上げ過ぎると合わせが上手くできない場合があるからです。頭の近くまでロッドが来てると合わせのストロークが不足してしまい、フッキング率が下がるのです。
また、上に合わせると木に引っ掛かったりする危険があります。合わせは横にします。

たぐりかたの基本・スタート
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●ロッドは普通は水平に構えます。
●写真の左手の位置からリトリーブ・スタート。

たぐりかたの基本・ストップ
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●左手はここまでリトリーブ。約50~60センチ。これをワン・スパンとします。
●2回たぐったらロッド側でラインを持ちます。2スパンでラインを持つ。
●50~60センチのラインの輪ができます。
●これを繰り返します。出ているラインの長さで輪がいくつかできます。
●ロッドは水平のまま。動かしません。

ラインをたぐるスピード
たぐる長さを変えずに、流れてくるスピードに合わせて、たぐるスピードを変えます。流れがゆるければゆっくりたぐる。流れが早ければ早くたぐる。たぐる長さを変えないことが大切です。

水面のラインのたるみの具合
たるみが多いと合わせが上手くいきません。たぐり過ぎるとドラグが掛かります。適度なたるみを保つようにたぐります。

ラインの持ち方
数個の輪なら普通に持って構いません。ラインを長く出して輪が多くなる場合は、指に分けて持ちます。普通の釣りなら、輪は1~2個ほどでしょう。

ロッドの角度と合わせ
ロッドはいつも水平に構えます。合わせは横です。普通川面側で合わせます。

tag : フライ・フィッシング・スクール ライン・リトリーブ

渓流フライで一番大事なこと

それはキャスティングです。狙ったところへ1投目に正確にキャストできるか?トラブルなくキャストできるか?ドラグを防いである程度流せるか?また、フライを動かして誘うとしても、思いのままコントロールできるようにキャストできているか?風や障害物をクリアできるか?利き手側だけでなくオフショルダー(反対側)でもキャストできるか?

これは「ロング・リーダーでもショート・リーダー」でも同じです。きちっとキャストできることが大切です。

他にも大切なことが色々ありますが「キャスティング」が一番重要だと思います。今までのスクールでもほとんどの方が「キャスティングの大切さ」を実感してもらっています。

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キャスティング以外の大切なことは・・・「ポイントの見極め」、「アプローチ」、「トラブル防止」、「状況判断」、「他の釣り人への配慮」でしょう。

ともすると「ロッドは?ラインは?ティペットは?フライは?」となりがちです。もちろん、これらも追求すべき大切なテーマです。個人的な遊びなので自由に楽しくやるのが一番ですが、最も大切なことは何か?ということを理解されると、もっともっとフライ・フィッシングが楽しくなるかもしれません。

スクールのお客様を引き合いに出して恐縮ですが、レッスンを受ける前は「モチベーションが下がっていた」が、スクールを受けて「楽しくなった」方が多くみえます。彼らの多くが「キャスティングの面白さ、大切さ」に気付かれたようです。僕のデモを見て「衝撃」を受けた方、「ドラグがずーっと掛からずフライが流れていくこと」、「一連の釣りの流れのスムースさ」に驚かれた方も少なくありません。自分は今まで何をやってきたのか?やるべきテーマが見つかって、練習を重ねてキャスティングの面白さに気付き、釣りがものすごく楽しくなってきたという方が多いです。

キャスティングをその場で「指摘」された時は「パニックになった」方もいました。今までの自分の釣りと比べて「訳がわからなく」なったのも無理はありません。でも後で冷静になって、自分がやるべき「テーマ」がはっきりしてくると、練習にも熱が入り、進歩が実感できると、またを目指す。モチベーションが戻ってきて、下がることはなくなりました。

「キャスティング」は他のどんなフライ・フィッシングでも一番大切だと思います。広い川でのライズ・フィッシング、ウエット、湖のストリーマー、クロダイのサイト・フィッシング、海での大きなフライを使ったキャスト、管理釣り場のマーカー釣り、スペイなどなど、狙ったところへ、トラブルなく、1投目に正確に投げられて、意図した操作ができること。

渓流ももうすぐオフシーズン、キャスティング練習に取り組むいいシーズンです。来季に向けて練習しましょう!

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tag : フライ・スクール フライ・フィッシング・スクール フライ・キャスティング

プロフィール

YUKI携帯09034596804

Author:YUKI携帯09034596804
柚木光宣。(ゆきみつのり)三重県、いなべ市在住。フライ歴40年 主に中部地区の渓流に通う。
大安トラウトレイクに14年間勤務。他の趣味はブル-グラス(アメリカのアコ-スティック・カントリ- ディキシー・チックス、サードタイムアウト、ドック・ワトソン、カーター・ファミリーなど)、山本潤子、ゴスペル、ジャクソン・ブラウン、イーグルス、NFL、山の幸、山歩き、キャンプ。

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